1.園の沿革
宇宿幼稚園は、1971(昭和46年)3月4日「宗教法人 宇宿幼稚園」として設立認可されました。以来、建学の精神である「まことの保育」の実践につとめています。
1980(昭和55年)4月1日より設置主体が「学校法人 鹿児島竜谷学園」に変更。
1983(昭和58年)8月31日職員室を増築。
2012 (平成24年)耐震診断実施
2.経営の基本方針
建学の精神「まことの保育」をふまえ、教育基本法や学校教育法など関係諸法規に則し、幼児一人ひとりのよさ(特性)を伸ばすことを基本に、心身ともにたくましく「生きる力」の基礎を身につけた幼児の育成を目指す。
3.幼稚園での生活
幼稚園では、適切な環境のもとで、教師と子どもとのふれあいの保育をとおして、子ども一人ひとりが自分で活動(行動)できるような生活を目標としています。
入園後は、異年齢児間の交流を多く持ち、遊びや友だちの広がりや発育に応じて、基本的な生活習慣が出来るようになるためのお手伝いをしていきます。
4.保育の願い
幼児期は人間形成の基礎を作る大事な時期であり、子どもたちが今後の長い人生を自立して生き抜いていく上での、人間性や気力・体力・能力を培う、とても重要な時期にあたります。その幼児期の教育を担う幼稚園は、子どもの望ましい発達を目指して、よりよい保育ができるよう努力していますが、どの幼稚園にも独自の教育方針があります。
宇宿幼稚園では、宗教的情操教育の中で思いやりのあるたくましい子に成長してほしいと願って、一人ひとりの持ち味(個性)を大切にする「まことの保育」を実践しています。もちろん学校法人としての公共の教育機関ですから、国が示している幼稚園教育要領をもとにした教育を実施していることはいうまでもありません。
「まことの保育」とは、真実を求めて生き抜かれた、浄土真宗の開祖・親鸞聖人の生き方に学び、生かされているいのちに目覚めることを大事にし、ともに育ち合うことを目指すことを通して、思いやりのある自立したたくましい子に成長してほしいと願う保育のことです。
5.保育信条
私たちは、いつも自分が正しいという思いにたって、ものを言い・思い・行っています。けれども、それだけではいつしか自分中心の生き方に陥ってしまいます。
尊い仏さまのみ教えに自らのあり方を問い、聞き、教師自身もまた仏さまに願われ、その限りない光の中を生きるものの一人として、日々かかわり合う子どもたちと共に自らもまた育ち合うことが出来るように努めたいと願っています。
6.教育目標
- 心豊かでしなやかに、生かされて生きていることに気付き、感謝する園児を育成する。
- 宗教的情操教育を通して、思いやりの心を持ち、感謝と反省ができる幼児の育成を図る。
- 人の話などをよく聴く態度を身につけさせ、静と動のけじめと幼児期の基本的生活習慣の定着を図る。
- 環境構成を工夫し、知的好奇心の伸長を図る。
- 自発的に遊びを促す保育により、健康な幼児の育成を図る。
7.安心・安全
- AEDを設置しています。
- 全園児に防災ずきんを用意しています。
- 園児送迎のスクールバスには、ドライブレコーダーと園児の社内置き去り防止システムを設置しています。
- 平成29年度、子どもたちの怪我や病気に対応するための鹿児島市消防局主催の救命講習を、全職員で受講しました。
- 給食時のアレルギー対応として、別メニューでの提供や、皿の色を変えるなどの工夫を行っています。
- 安全性に優れた遮光ネットを完備し、子どもたちの安心安全を守ります。